あなたが管理しているサイトが突然アクセス不可能になり、全データが消失してしまったらどうしますか?こんなことを想像したことはありますか?時間を費やしてデザインし、コーディングしたサイトが消えてしまうとパニックに陥るでしょう。万一の事態に備え、危機管理をしておかないと、一瞬にしてデータを消失ということもあるのです。このような深刻な事態にならないためにも、運用されているサイトを堅固で信頼性の高いサイトセキュリティで保護しておくことが重要です。
事実、サイバー脅威が増えているのはご存知のことでしょう。ウェブサイトの管理者は、オンラインビジネスに対する内外からの絶え間ない脅威に直面し続けているのが現状です。
ソフォスが発行したセキュリティ脅威レポート(Sophos Security Threat Report)によると、1日3万件のサイトがハッキング被害に遭っています。また、データ漏洩の71%が従業員100人未満の企業で発生しているという報告をベライゾン(Verizon Enterprise)が発表しています。 スクリセキュリティー(Sucuri Security)によると、週に約2万のウェブサイトがマルウェアを理由にGoogleのブラックリストに追加されているのです。
サイバー攻撃に加えて、人的ミスにより多くのウェブサイトがダウンしているのも事実です。誤ってファイルを削除してしまったことでウェブサイトがオフラインになってしまうこともあります。人は間違いを犯すものです。場合によっては、スタッフが重要なウェブサイトのコンテンツファイルやデータベースレコードを誤って削除し、ウェブサイトをダウンすることもありうるのです。
また、従業員の中には職場や仕事に不満不平があり、ストレスが溜まっている者もおり、故意に妨害工作をすることもあります。まさか、自社がターゲットになるとは誰も思っておりませんが、ユーザ名とパスワードの更新を怠っている環境では、イライラが増大した従業員があなたのウェブサイトをダウンさせたり、重要な会社のデータを盗むということもあるのです。
ウェブサイトの管理者は、現在の環境で迫り来る脅威をきちんと理解して、その脅威がもたらす可能性のあるリスクへの対策を取っておくことをお勧めします。